啓学館が考える「勉強」

「できない」を「できる」に変える。

「宿題は終わったよ」。ノートを見ると、間違えた問題には赤で正しい答えが書いてある。そんなやり直しで終わってしまうことがあります。

頑張って問題を解いた時間を、ちゃんと力につなげてほしい。啓学館では、できなかった問題を、自分でできるようにすることを大切にしています。

解いて、丸つけ。そのあとが大切。

問題を解き、丸やバツを付けるのは、今の自分に何ができて、何ができないのかを見つけるため。見つかった「できない」を、やり直しで「できる」に変えていきます。

解く・丸つけ

できる・できないを見つける

丸やバツを付けるだけなら、他の人にもできます。啓学館では、答え合わせもやり直しも基本は自分で。「ここで間違えたんだ」と気づくことも、自分で勉強するための練習です。

間違えた問題のやり直し

「できない」を「できる」に変える

考え方を確かめて、答えを見ずにもう一度。できなかった問題をできるようにすることが、勉強でいちばん大切なところです。

開いた宝箱に、赤いバツの付いた問題カードが大切に収められているイラスト。
この問題が、次に勉強することを教えてくれる。

間違えた問題は、大切な宝物。

丸つけをしてバツが付くと、がっかりするかもしれません。でも、その問題は「次に何を勉強すればいいか」を教えてくれています。

計算のミスだったのか、解き方が分からなかったのか。間違えた理由が分かれば、次に気をつけることや、学び直すところが見えてきます。

できるようになるためのやり直し

答えを写すことは、勉強ではない。

間違えた問題の答えを、赤ペンで一生懸命写している子がいます。でも、それは勉強にはなっていません。

赤で答えを写したあと、同じ問題や同じ種類の問題を出されたら、自分で解けるでしょうか。解き方が分からないままなら、おそらく解けないでしょう。

大切なのは、なぜ間違えたのか、どう考えれば解けるのかを理解することです。間違えた問題の解説を読んだり、例題を確認したりしてから、やり直しをします。やり直しをするときは、次のようなノートの使い方をおすすめしています。

鉛筆でやり直す手元とノートの例。黒い3+4=7の7に最初の正解を示す赤丸。黒い8−3=11の誤答11には赤いバツと取り消し線を残し、その下に黒で8−3=5とやり直して、正解した黒い5を青丸で囲んでいます。
やり直しは黒。正解したら、青丸。計算は、やり直しの方法を説明するための例です。
  1. どこで間違えたかを見る

    この例では、引き算を足し算として計算していました。解き方が分からないときは、前の例題や教科書、解説へ。どう考えればよかったのかを、先に確かめます。

  2. 答えを見ずに、黒でやり直す

    ノートに空きがあれば、間違えた答えは消さずに線を引いて残します。空いたところで、答えを見ずにもう一度解いてみます。

    鉛筆やシャープペンシルなら、また間違えても消してやり直せます。

  3. やり直して正解したら、青丸

    やり直して正解した問題には、青で丸を付けます。

青丸が、復習する問題の目印に。
  • 赤丸最初に正解した問題
  • 青丸やり直して正解した問題

青丸を、次の復習に役立てる。

最初の正解も、やり直した正解も、同じ赤丸だと見分けにくくなります。青丸にしておけば、復習する問題がすぐに見つかります。

テスト前には、この青丸の問題を中心に、「次は自分で解けるかな」と復習しましょう。

分からないところを、先生と確かめる。

「どこが分からないのか、うまく説明できない」というときも大丈夫です。質問のときはノートを見ながら、どこで困っているのかを先生と一緒に探していきます。

  • 分かっているところから

    どこまで理解できていて、どこが分かっていないのかを、先生と一緒に確認します。

  • 途中式も、一緒に見直す

    計算問題なら、答えだけでなく途中式も見せてもらいます。どの計算や考え方が間違っていたのかを、一緒に確認します。

  • 必要なら、前の単元へ戻る

    前に習った内容でつまずいていたら、そこまで戻ります。今の問題を解くために必要なところから、一緒に学び直します。

「分かった」と思ったら、自分で解いてみる。

質問して教わり、「分かった」と思えたら、答えを見ずにもう一度解いてみます。教えてもらった解き方を、自分でも使えるかどうか確かめるためです。

この「自分でもう一度」は、先生に言われたからやるだけでは続きにくいものです。何のためにやり直すのかを繰り返し伝え、本人が「自分のためにやるんだ」と納得して取り組めるよう支えています。

学年が変わっても、大切なことは同じ。

学ぶ内容が難しくなっても、分からないところを見つけ、自分でできるようにすることは変わりません。たとえば、こんな場面でも同じです。

小学生

文章題で、
手が止まったら。

「何を計算すればいいの?」と手が止まったら、問題文に戻ります。聞かれていることや、使う条件を一緒に整理してから、自分でもう一度取り組みます。

中学生

答えが合わない。
どこで間違えたかな。

数学の答えが合わないときは、途中式をたどって計算や符号を見直します。間違えたところが見つかったら、そこに気をつけてもう一度やり直します。

高校生

学校の課題を、
どう進めていこう。

学校の課題を中心に、自分で学習を進めます。分からない問題は質問し、教わった解き方を自分でも使えるか確かめます。学習の予定や、どの教科・教材に取り組むかも、一人ひとりに合わせて相談していきます。

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