信太中学校2年生 2学期中間テスト結果と塾平均との比較
塾平均 | 学校平均 | 平均差 | |
国語 | 60.0 | 37.6 | +22.4 |
社会 | 78.3 | 55.7 | +22.6 |
数学 | 66.7 | 35.0 | +31.7 |
理科 | 65.7 | 44.0 | +21.7 |
英語 | 76.2 | 50.2 | +26.0 |
合計 | 346.9 | 222.4 | +124.5 |
※平均差は塾平均-学校平均で求めています。
信太中学校2年生の2学期中間テストの結果です。
2年生2学期の中間テストは、範囲も広く内容も難しくなるため、平均点が下がる傾向にあります。
実際に5教科合計の学校平均を見ると、
1学期中間テスト 266.4点
1学期期末テスト 244.0点
2学期中間テスト 222.4点
と定期テストごとに約20点ずつ平均点が下がってきています。
前回の定期テストよりも20点以上合計点数が下がっている場合は、注意して下さい。
啓学館ゼミナールの塾生の平均点を見ると、今回はすべての教科で平均+20点以上になりました。
特に数学は平均+31.7点と+30点以上と驚きの点数をとりました。
7月、8月、9月の通常授業と夏期講習で徹底的に勉強した結果が数字で現れました。
数学も英語も今回は難しい単元でしたが、しっかりと結果を出してくれたことがとても嬉しいです。
ただ、少し気になることもありました。
その事について下に書きます。
【成績ファイルの度数分布を見て】
信太中学校2年生の2学期中間テストの成績ファイルを見て驚きました。
各テストの度数分布はこちらになります。
国語と数学は0~19点の生徒が50人以上。
理科は0~19点の生徒が47人
英語も0~19点の生徒が39人
度数分布の一番左側が一番突き抜けている状況です。
ですので、5教科の度数分布はこのようになっています。
こちらは0~99点の人数が38人います。
見てわかる通り、100点未満の生徒が圧倒的に多数いる状況です。
信太中学校の中学2年生の生徒数は約160人。
このうちの約40人、つまり全体の4分の1の生徒が5教科合計100点未満です。
この状況で心配になるのは「学校の授業がちゃんと成り立っているのか?」と言うことです。
成績下位の生徒に合わせた授業をすると、中上位の生徒は暇になります。
かといって、成績中位の生徒に合わせると下位の生徒は全く理解できない状況です。
勉強が出来ても出来なくても、自分のレベルに合った授業はやる気が出ますが、自分のレベルに合っていない授業はやる気が出ません。
ゲームなどでも同じですが、相手が強すぎても弱すぎてもダメなのです。
ちょうど自分のレベルに合った相手が一番良いのです。
そして自分のレベルに合っていない授業を受けていると、退屈だったり理解出来なさすぎて「周りの生徒としゃべる」「授業中立ち歩く」生徒が出てくるのでしょう。
数学と英語は今までの学習内容が分かっていないと、次の学習内容が理解出来ません。
信太中学校は過去に習熟度別クラスを作って授業を行っていました。
今のこの状況を考えると、習熟度別クラスを作って授業をすることが解決方法の1つだと思います。
ただ、中学校の先生が一番この状況に頭を悩ませ苦労されていると思います。
生徒たちがそれぞれ、少しずつで良いので周りを気にして、授業がわからない生徒がいればお互い教え合う状況になれば良いですね。
今の状況だとどうしても「周りがうるさくて授業に集中できない」「先生の声が聞こえない」などがあると思います。
お子様は集中して勉強したいのに、それが学校では叶わないかも知れません。
その結果、子どもの成績が下がってきているなら気をつけてください。
しっかりとお子様と今の状況について話し合い、勉強が出来る環境を整えてあげましょう。
今回塾内では
5教科合計450点以上 4人
数学100点 1人
社会100点 2人
前回のテストと比較して1教科30点以上アップが1人
いました。