【2023年】信太中学校中学1年生 2学期中間テストの結果

信太中学校1年生 2学期中間テスト結果と塾平均との比較

 塾平均学校平均平均差
国語62.746.5+16.2
社会65.249.1+16.1
数学71.344.9+26.4
理科59.944.5+15.4
英語65.944.4+21.5
合計324.9229.2+95.7

※平均差は塾平均-学校平均で求めています。

テスト結果について

2学期中間テストは途中に夏休みを挟むので、大きく点数を落とす生徒が多くなります。
今回の学校平均点を見てもらうとわかりますが、5教科全て50点未満の平均点になっています。

英語の平均点を1学期中間テストから比較するとよくわかります。

英語の学校平均
1学期中間テスト 72.7点
1学期期末テスト 51.9点
2学期中間テスト 44.4点

です。約5ヶ月の間に学校平均が28.3点も下がっているのです。
それだけ、「学習した内容が増えてきて難しくなってきている」のと「勉強についていけなくなっている」事が理由です。

啓学館ゼミナールの生徒の結果を見ると、全教科平均+15点以上、英語と数学は平均+20点以上と圧倒的な点数が取れています。
このような点数が取れる理由は簡単で「基礎学力の定着をしっかりとしている」からです。
数学なら計算テストを、英語は英単語のテストを繰り返し行い合格するまで再テストも実施しています。
日々の小さな積み重ねがテスト結果に反映されていると思っています。

もう、11月になっているので2学期期末テストは4週間後です。
学校の平均点は下がってきていますが、今回の結果より下がっていくことは無いと思います。
2学期期末テストは今年最後のテストになります。
今からしっかりと勉強計画を立てて、期末テストの準備をしておきましょう。

注意してほしいこと

今回は度数分布表から読み取れる注意点を話します。

こちらは数学の度数分布表です。
最初に注目して欲しいのは赤色の矢印。0~19点の人数が一番多くておそらく36人だと思います。中1の生徒数が171人なので約21%になります。
この点数だと学校の授業にはついていけていません。
ついていけていないので、授業を受けていても分からないし面白く無いでしょう。
そうすると退屈なのでやる事は寝る、落書きする、しゃべる、消しゴムや紙をちぎって投げるなどですね。

次に注目したいのが青の矢印。全体で2番目に人数が多く平均点を超えている所です。
本当はここの人数が一番多くなるのが良い状態です。
現在は赤色と青色の矢印の所、2箇所の山があるのでこのまま2極化していくと思われます。
ですので、今ギリギリ平均点あたりにお子様がいる場合はここで踏ん張って青い矢印の集団に入れるようにして下さい。

次に英語の度数分布表です。
こちらは平均点より低い30~40点の人数が一番多く、そこを頂点に左右にきれいな山の形になっています。
そして、60点以上の生徒がほぼ10人で並んでいます。
これは数学とは違い、多くの出来ていない層と一部の出来ている層にすでに分かれています。
ですので、今回のテストで50点以上取れていない場合はかなり危険だと思いましょう。
英語は数学よりも順番に積み上げて学習していく科目です。
出来ていない、理解していないを復習して出来るようにしていかないと、新しい単元を学習してもわかりません。
今なら学習した内容も多くないので、もっと出来なくなる前にしっかりと復習をするようにしましょう。

数学・英語の度数分布表を見るだけでも信太中学校の1年生の学力差が大きく開いて来ているのがわかると思います。
出来なくなってから対処するよりも、ある程度出来ているうちに対処するほうが子供もの負担も少ないです。
中学1年生の2学期は中学校生活にも慣れて、部活にも慣れて、勉強にも慣れてきて少しずつ手を抜くことを覚えていきます。

「次のテストは頑張る」

と子供は言いますが、今回のテスト勉強のやり方の何が良くなかって、次回はそれを反省してこのように勉強を頑張るくらいの話が出てこないと同じ結果になります。
お子様の「頑張る」は信じて欲しいですが、より具体的な「頑張る」について話をしてみて下さい。

頑張った生徒たち

5教科450点以上 1人

国語90点以上 1人
社会90点以上 3人
数学90点以上 4人
理科90点以上 1人
英語90点以上 2人
5教科400点以上 5人

でした。よく頑張りました。