【2022年】信太中学校中学2年生 2学期期末テストの結果

信太中学校2年生 2学期期末テスト結果と塾平均との比較

 塾平均学校平均平均差
国語80.859.0+21.8
社会65.651.8+13.8
数学89.360.5+28.8
理科62.144.9+17.2
英語70.948.5+22.4
合計368.7264.8+103.9

※平均差は塾平均-学校平均で求めています。

先生

2学期期末テストの結果が返ってきました。
今回も国語、数学、英語は平均+20点以上を取りました。そして、驚くべきは数学です。もう少しで塾平均が90点以上となる89.3点と言う高得点になりました。中学2年生の数学で多くの生徒が苦手とする「三角形の合同の証明」の単元でしたが、繰り返し練習して、テストをして、再テストをしてとやってきた結果が点数に表れました。1人ずつの証明のテストを丁寧に丸付けして、やり方や書き方を指導して本当に良かったです。


今回のテストですが、前回の2学期中間テストの学校の状況がひどかったので「全体的に問題が優しくなるだろう」と予想していました。
参考に前回、2学期中間テストの度数分布を見てみましょう。

このようになっており、特に国語と数学は20点未満の生徒が50人以上と見たことの無い分布になっていました。
そして、今回予想通り
国語平均点 37.6点 → 59.0点
数学平均点 35.0点 → 60.5点

と学校の平均点が国語は21.4点アップ、数学は25.5点アップと大幅に上昇しました。ただ、どちらかと言うと前回のテストが難しく作りすぎたのではないかと思います。中学校の定期テストは平均点が60点になるように作るのが標準とされています。今回は国語も数学も平均点が約60点になったので、難易度的にとても良いテストになりましたね。
と書きましたが、本当に良いテストだったのでしょうか?
次の項目でもう少し深く見ていきたいと思います。

先生

【成績ファイルの度数分布を見て】
今回は2学期期末テストの国語と数学の度数分布を中心に見ていきましょう。
それでは、度数分布を御覧ください。

国語、数学共に分布が多い場所が20点未満と80点以上になっています。
このような分布の状態を「ふたこぶ型」と呼んでいます。この状態は中間層が少なく極端な2極化が起こっている状況です。
ただ、2学期中間テストみたいに問題が少し難しい時には20点未満が異常に多くなる「最頻値異常型」になるので、本当に極端な2極化が起こっているとも考えにくい状況です。
つまり今回のテストは、80点以上取っている生徒たちには問題が簡単すぎて正確な学力が測れていない状況です。
平均点が60点でテストが良い問題の場合はこのような度数分布になります。

こちらは信太中学校2年生の1学期期末テストの体育の度数分布です。このときの平均点は59.5点です。こちらは「正規分布」と言われて平均点の60点代に分布が一番多くそこから0点側、100点側に減少しながらきれいに分布しています。中々ここまできれいな分布にはなりませんが、このような平均点付近の分布が一番多くなっている山型になっているときは、学校の授業の難易度が適切で生徒たちも落ち着いていて授業を受けている事が多いです。

今回、国語と数学の平均点が60点近くになりましたが、全く油断は出来ない状況だと考えています。子どもたちが勉強する場所で一番長く滞在しているのは中学校です。中学校でしっかりと授業を受けて、塾でも勉強をして宿題をすることで学力・成績は伸びていきます。保護者の方はお子様に学校の様子、授業中の雰囲気などを日頃から聞くようにしてください。また、テストの結果も点数や平均点だけではなく分布状況も必ず見るようにして下さい。

先生

今回塾内では
5教科合計450点以上が3人
国語100点が2人
数学100点が2人
社会100点が1人
前回のテストと比較して1教科30点以上アップが11人
前回のテストと比較して5教科50点以上アップが4人
いました。