信太中学校 1年生|2学期中間テストの結果について
📉 全教科が40点台!? 驚きの結果に…
今回は、信太中学校1年生の2学期中間テストについてです。
結果を見てまず驚いたのは、学校平均が全教科40点台だったという点です。
特に社会が40.7点、数学が40.9点とギリギリの40点台。
国語だけが49.5点と、なんとか50点に届きそうな位置にありました。
これまで数多くのテスト結果を見てきましたが、中学1年生の段階で全教科平均がここまで低くなるというのは、ほとんど例がありません。
それほど今回のテストは、生徒たちにとって難しかったということが分かります。
📊 平均点と比較してみると…
| 教科 | 塾平均 | 学校平均 | 平均差(塾−学校) |
|---|---|---|---|
| 国語 | 58.9点 | 49.5点 | +9.4点 |
| 社会 | 47.3点 | 40.7点 | +6.6点 |
| 数学 | 52.8点 | 40.9点 | +11.9点 |
| 理科 | 44.9点 | 42.5点 | +2.4点 |
| 英語 | 47.4点 | 43.2点 | +4.2点 |
| 5教科計 | 251.4点 | 216.7点 | +34.7点 |
塾平均はすべての教科で学校平均を上回っています。
特に数学は+11.9点、国語は+9.4点の差をつけており、
全体の難易度が高かった中でも塾生たちの頑張りが光りました。
📉 学校平均がここまで低い理由とは?
学校全体の度数分布を見ると、特に数学の得点分布が極端です。
70点以上の生徒がわずか数人しかおらず、90点台は1人だけでしょうか?
つまり、学年全体の約9割が70点未満という状況です。

英語も同様で、70点以上の生徒は1割程度の10人ほど。
全体の得点層が20〜50点台に集中しています。

このように平均点や度数分布と合わせてお子様の点数を見る必要があります。
一見「65点、こんな低い点数で大丈夫?」と感じるかもしれませんが、
平均点が45点前後であれば、65点=平均+20点の好成績です。
今回の数学や英語で65点取っていれば、学年の上位15%に入っているので、
とても良くできていると評価して上げて下さい。
見た目の数字だけで判断せず、平均点との位置関係で評価することが大切です。
平均を10点上回っていれば「よくできた」、20点上回っていれば「かなり頑張った」と言える結果です。
📚 授業進度の影響も大きい
今回の低得点化には、授業進度の早さも関係しているようです。
生徒たちからは、
「授業のスピードが速くてついていけない」
「まだ理解しきれていないのにテスト範囲に入ってしまった」
という声も聞かれました。
特に数学や英語では、基礎がしっかり固まっていない状態で次に進むと、
そのまま理解が追いつかず、テストで解けない問題が増える結果になります。
先生方も「これくらいは理解できているだろう」と思って出題されていると思いますが、
実際の生徒の理解度との間に少しギャップがあるのかもしれません。
💪 塾生の頑張りと今後の課題
こうした中でも、塾生たちはしっかりと成果を出しています。
数学で+11.9点、国語で+9.4点と、難化したテストの中でも結果を残したのは立派です。
英語や理科も全体的に学校平均を上回り、安定した学力の底上げが見られます。
ただし、全体としては「もう一歩伸ばしたい」場面もあり、
特に平均差が小さかった英語・理科では理解の定着と復習が課題です。
🌻 保護者の皆さまへ
今回の結果は、数字だけで一喜一憂する必要はありません。
むしろ、平均点が下がった中でどれだけ上回れているか、
どの教科で安定して取れているかを見てあげてください。
「うちの子、65点しか取れてない…」ではなく、
「平均45点のテストで65点=よく頑張ったね!」という評価をしてあげることで、
お子さまは次に向けて前向きになれます。
授業の進度が速い今こそ、塾での復習やサポートが重要になります。
少し早めの対策と習慣づけで、次の期末ではさらに伸びてくれるはずです。
✨ 最後に
平均点が全教科40点台という難しい状況の中で、
それでも塾生たちは確実に前進しています。
数字以上に、理解・努力・継続の積み重ねが結果に現れています。
次回の期末テストでも、平均をしっかり上回れるように、
引き続きサポートしていきますので、どうぞご安心ください。

