【2024年】信太中学校中学1年生 2学期中間テストの結果

信太中学校1年生 2学期中間テスト結果と塾平均との比較

 塾平均学校平均平均差
国語67.347.3+20.0
社会71.850.4+21.4
数学64.839.5+25.3
理科64.848.3+16.5
英語80.050.5+29.5
合計348.8236.0+112.8

※平均差は塾平均-学校平均で求めています。
※良い点数の背景は「   」、良くない点数の背景は「   」がついています。

テスト結果について

2学期中間テストもしっかりと結果を出してくれました。
国語、社会、数学、英語の4教科は学校平均+20点以上!!
その中でも数学と英語は学校平均+25点以上とすごい結果になりました。
理科は学校平均+20点に少し届きませんでしたが、15点以上取れているのは実はすごいことなんです。
他の教科が驚くほどの高得点を取っているので、理科が低く見えているだけなんですね。

塾生は本当によく頑張っているのですが、今回のテスト結果はとても気になる点がありました。
それは「学校平均がすごく低くなっている」ということです。

中学校の定期テストは一般的に平均点が60点前後になるように作ります。
しかし、今回の結果を見てみると
・英語と社会はギリギリ50点以上
・国語と理科は50点を少し下回る
・数学は40点を下回る39.5点
とどの教科も60点前後の平均点はありません。
その結果、5教科合計の平均点も236.0点とすごく低くなっています。

実際にこの学年の過去の学校平均点と比較すると
・1学期中間テスト 321.2点
・1学期期末テスト 293.7点
・2学期中間テスト 236.0点
このようになっていて、1学期中間テストと2学期中間テストを比較すると平均点が約85点も下がっているのです。

塾生の1学期中間テストと2学期中間テストの合計点数を見てみると、ほぼ全員2学期中間テストの点数が1学期中間テストより下がっています。
しかし、点数は下がっていますが成績は全員上がっていました。
この点数と成績の違いについて知りたい人は、以下のリンク先の記事を読んでください。
そして、もっと気になることを続きに書いていきます。

点数だけではわからない、本当の成績の評価の仕方について

中学校の定期テストの結果が返ってきて、前回のテスト結果と比べて点数が下がって驚く保護者の方が多くいます。 と、心配になると思います。しかし、本当に成績は下がっているのでしょうか? 点数は下がっているけど、成績は上がってい […]

先生

今回一番気になったことは数学の平均点がすごく低かった事です

数学の平均点が本当に低くて驚きました。
中学3年生の実力テストでたまに30点代の平均点を見ることはありますが、定期テストで見ることは少ないです。
ここまで平均点が低くなる時の原因としては
・テストの問題が難しすぎる
・生徒が授業内容を理解していない

のどちからになります。

今回、生徒にテストの問題を持ってきてもらって確認しました。
難易度的には標準的で、難しい問題も2問ほどありました。
しかし、難しい問題が解けなくてもその他の問題をしっかり解くことが出来れば60点以上は取ることが出来るテストでした。

ですので、テストの問題が難しすぎることが原因では無く、生徒が授業内容を理解していないことが原因だと思われます。
そのことがはっきりと分かるのが、中学校から渡される「成績及び度数分布」のプリントです。
以下の画像が2学期中間テストの数学の度数分布です。

この画像を見ればわかりますが、20点未満の生徒が41人いるのです。
中学1年生の人数が140人ですので、約30%の生徒が20点未満、全体の分布を見ても飛び抜けて多い人数です。
1クラス35人ですので、その30%ですのでクラスの中の約10人は数学の授業に全くついていけていません。
授業についていけない生徒の人数が多い学年が過去にもありました。
その学年では授業中にしゃべる、立ち歩く生徒が多く真面目に授業を受けようとしても「うるさくて先生の声が聞こえない」「立ち歩く生徒が多くて集中できない」という声をよく聞きました。
今の中学1年生の授業の様子はわかりませんが、日々お子様から学校の様子を聞くようにしてください。

頑張った生徒たち

5教科450点以上 1人

国語90点以上 1人
社会90点以上 3人
数学90点以上 1人
理科90点以上 2人
英語90点以上 2人
5教科400点以上 4人

でした。よく頑張りました。